【ブログVol.5】腰に負担のかからない座り方とは?
座っている姿勢は、立っているときより約1.5倍も負荷がかかるといわれています。
腰への負担を軽減するためにも、正しい座り方と姿勢を意識しましょう。
ここでは、作業時以外にも運転時や床に座る際の姿勢についても紹介します。
◇椅子に座るときは深く腰かける
椅子に座るときは、深く腰をかけましょう。浅い位置に腰をかけてしまうと、背中が丸まったり反り腰になったりして、腰に負担をかけてしまいます。
深く腰掛けると、骨盤が垂直に立ち、背筋がまっすぐ伸びます。この姿勢が腰に負荷をかけない理想的な座り方です。
このとき、頭と肩をすこし後ろに引き、胸を張るよう意識すると、見た目もきれいな姿勢になります。
◇椅子の高さも調節する
腰に負担をかけない座り方として、適切な椅子の高さも覚えておきましょう。
座る際の椅子の高さは「太ももと床が平行になる高さ」が適切です。
高さのある椅子や小柄な人で足が理想どおりに床に付かない場合は、足台を活用しましょう。座って肘を90度にしたとき、前屈みにならず、自然に机作業ができれば、良い高さといえます。一方で、身長が高い人で机が低く感じる場合は、机上台などを利用して高さを調節しましょう。
座位での作業は「乗馬の姿勢」が理想
椅子に座って作業するときは、乗馬の姿勢が理想的です。太ももを床に平行にした位置から、少し膝を落とし、足を少し後ろに引くイメージです。
時間が経つと、徐々に前屈みの姿勢になりがちです。作業中は骨盤を立てることを意識して、定期的に姿勢を見直しましょう。
◇立ちながらの作業もおすすめ
椅子や机の高さの調節が難しい場合は、立ちながらの作業もおすすめです。立った状態で作業するときも、背筋を伸ばした姿勢を意識します。
机の入れ替えが可能であれば、スタンディングデスクの使用を検討してみましょう。
スタンディングデスクは立って使用できる机のことで、生産性向上のために導入している企業も増えてきています。
これまで使用していた通常のデスクの上に載せて高さを調整しながら使用できる、卓上タイプのスタンディングデスクも販売されていますので、状況に応じて購入を検討してみてください。
また、立ちながらの作業は、椅子が無くなる分、スペースが確保できるメリットもあります。
◇車を運転するときは背筋を伸ばし深く腰かける
腰に負担をかけないために、車を運転するときの姿勢も意識しましょう。シートに深く腰をかけ、背中も密着させます。
ハンドルやペダルが遠い場合は、シート位置を調整しましょう。シート位置は、ハンドル上部を掴んで、肘が少し曲がる程度が目安です。
運転中も、背筋が曲がらないように注意します。運転のための正しい姿勢が取れると、膝が股関節より高い位置に来るため、骨盤の傾きを防げます。
長時間の運転時には、お尻が徐々に前に滑ることで、骨盤が傾き、腰に負荷がかかりやすくなります。できるだけ定期的に休憩を取り、車を降りてストレッチや屈伸を行うと、腰の疲れを緩和できます。
◇床や畳の上に座るときは左右の座骨を意識する
床や畳に座るときも、骨盤の位置を意識します。特に胡坐(あぐら)は、背中や腰に負担がかかりやすい姿勢です。クッションを使い、なるべく骨盤を立てるように意識しましょう。
横座りする場合も、片方の坐骨に体重が集中しやすいため、体重を左右の坐骨で支えられるように骨盤位置を整えましょう。
スリーピース整骨院仁戸名院では、身体を管理できる習慣づくりを行える様にストレッチ指導を行っております。
腰痛や姿勢の悩みについても、お客様一人ひとりの状態に合わせて適切な施術を行いますので、お気軽にお問い合わせください!
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