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【ブログVol.18】四十肩と五十肩の違いとは??

四十肩と五十肩の違いとは

肩関節周囲炎は40~50代の方に多く発症することから、四十肩・五十肩と呼ばれるようになりました。しかし、実際は60代や70代など幅広い年齢で発症しています。

一般的に40代近い年齢で異常を感じれば四十肩、50代で発症すれば五十肩と呼ばれる傾向にありますが、厳密にはどちらも同じ症状です。

もともと五十肩が主流だったものの、次第に40代での発症も増え、四十肩の呼称も広く使用されるようになりました。四十肩・五十肩それぞれで特徴的な違いはありません。

四十肩・五十肩とよく似ている症状が現れるのが腱板断裂(けんばんだんれつ)です。肩甲骨と腕の骨をつないでいる腱が断裂した状態で、四十肩・五十肩と同じく腕が上がらなくなったり痛みを感じたりします。

四十肩・五十肩と異なり、腱が断裂した状態であるため放置すると肩の機能が低下します。

四十肩・五十肩の症状をセルフチェックしよう!

自分が四十肩・五十肩ではないかと疑ったら、まずはセルフチェックをしてみましょう。

過去1か月以内に次のような症状が現れている場合には、四十肩・五十肩の疑いがあります。

・日常生活のなかで肩に激痛が走ることがある
・肩こりとは明らかに異なる痛みが肩にある
・両腕を肩より上に上げられない
・両腕を背中や頭の後ろ、腰に回せない
・反対側の肩を手で触れない
・洗髪をするのがきつい
・着替えをするのがきつい
・寝返りを打つのがきつい

なお、セルフチェックで引っかからない場合でも、肩の違和感が長引いているような場合は早めの受診をおすすめします。

四十肩・五十肩の痛みの経過

四十肩・五十肩の痛みは時間の経過により炎症期から拘縮期、さらに寛解期へと移り変わります。

では、それぞれの経過の段階について、どのような状態なのかを解説します。

炎症期

炎症期は、炎症で痛みが出始める時期のことです。腕を上げたり肩を回したりすると痛みが出ます。

四十肩・五十肩の経過のなかでも特に痛みを感じやすい時期で、人によっては激痛と感じられることもあるでしょう。

症状が進行すると、腕や肩を動かしたときだけでなく、安静時にも痛みを感じることがあります。就寝中すら痛むこともあり、かなりつらく感じられるかもしれません。

炎症期が続く期間は、個人によって開きがあります。数日で終わる方もいれば数か月程度にわたって続く方もいます。

拘縮期

拘縮期というのは、炎症が少し落ち着いてきた時期のことです。肩が拘縮しているため、可動域が狭くなり、あまり動かせません。

可動域を超えて無理に動かそうとすると痛みが出てしまいます。

しかし、痛みの程度は炎症期ほど強くはありません。安静時には肩が重いと感じることはあるものの、痛むこともなくなるため、炎症期と比べれば、つらさは幾分和らぐでしょう。

また、拘縮期が続くのは短ければ数週間程度、長ければ数か月程度です。

寛解期

寛解期は症状が回復してくる時期のことです。無理のない範囲内で少しずつ肩を動かすことで、徐々に可動域が回復し痛みも弱まっていきます。数か月程度かけて、少しずつ以前までの日常生活に戻れることが多いです。

ただし、改善を早めようとするあまり、無理に肩を動かそうとすると、炎症が再発するおそれもあるため注意しましょう。再発すると改善するのが遅くなってしまいます。

四十肩・五十肩は、どちらも肩がスムーズに動かなくなる症状のことです。

年齢的に40~50代で悩まされる方が多いことから、四十肩または五十肩と呼ばれています。

呼び方が異なるものの、症状はどちらも同じです。基本的な改善方法として、痛みを緩和するための薬物療法や、肩の可動域を広げるためのリハビリテーションを行います。

どのように肩の可動域を広げれば良いのか分からない方は、一度【スリーピース整骨院仁戸名院】へご相談ください。

自宅でのケア方法も含めて、一人ひとりに向き合った施術とアドバイスを行います。

• ───── ✾ ───── •◇スリーピース整骨院 仁戸名院
〒260-0801 千葉県千葉市中央区仁戸名町372-6 TMビル101
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