【ブログVol.14】肩甲骨はがしのやり方とは?また肩甲骨はがしの注意点を解説!
「首や肩が何となく重たい気がする」などの慢性的な肩こりに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
肩こりは仕事や家事に集中できないため、自力で少しでも肩こりを改善したいですよね。
そんな方には、セルフでできる肩甲骨はがしというストレッチがおすすめです!
今回は、肩甲骨はがしのやり方や注意点について解説します。
肩甲骨はがしとは?
肩甲骨はがしとは、背中の肩甲骨周りにある筋肉をほぐすストレッチのことです。
硬くなった筋肉をほぐして、肩甲骨本来の滑らかな動きを取り戻すことが目的です。
ここでは、肩甲骨はがしの仕組みや効果について解説します。
肩甲骨はがしの仕組み
肩甲骨は、背中上部の2つの出っ張った部分にあります。肩、首、腕の動きを支える役割があり、肩甲骨が正しく機能するためには、周囲の筋肉が柔軟で滑らかに動ける状態でなくてはなりません。
肩甲骨はがしでは、肩甲骨を上下・左右・前後などさまざまな方向に動かすことで、周りの筋肉をストレッチします。
また、ストレッチをすると、筋肉を包んでいる薄い膜のような組織「ファシア」も緩み、肩の柔軟性が改善します。
肩周りのファシアが硬くなると、神経や血管を圧迫して肩こりの原因となります。ファシアは癒着することもあるため、ストレッチで定期的にほぐすことが大切です。
肩甲骨はがしの効果
肩甲骨はがしは、猫背や巻き肩などの姿勢改善、ストレートネックの改善などが期待できます。姿勢が改善することで立ち姿もきれいになり、スタイルアップ効果が狙えるのも魅力です。
また、通常のマッサージではほぐしきれない深い部分の筋肉にもアプローチできます。
肩回りのさまざまな筋肉を動かすことで血流が改善し、冷え・むくみ・溜まった疲労を緩和したいときにストレッチしてみましょう!

肩甲骨周りの筋肉が硬くなるデメリットと原因
肩甲骨を覆う筋肉が硬くなると、さまざまな注意点があります。
ここでは、肩甲骨周りの筋肉が硬くなった場合のデメリットや原因を解説します。
肩甲骨周りの動きが硬くなるデメリット
肩甲骨周りの筋肉が硬くなると、肩や首のコリ、頭痛、背中の痛み、腕のしびれなど、さまざまな不調につながります。猫背になったり呼吸が浅くなったりする方もいます。
痛みやしびれ、姿勢の悪化が現れる理由は、肩甲骨の動きが制限され、周辺の筋肉、神経、血管が圧迫されるためです。血流が悪くなり、神経への刺激が痛みやしびれを引き起こすほか、酸素や栄養が十分に供給されなくなるおそれもあります。
肩甲骨の筋肉が硬くなると、肩関節の可動域も狭くなります。
肩甲骨周りの筋肉が硬くなる原因
肩甲骨周りの筋肉が硬くなる原因は、日常生活の中のちょっとした習慣や環境に隠れています。例えば多くの方にあてはまりやすい原因は、以下の通りです。
・長時間同じ姿勢での作業
・運動不足
・不良姿勢
・精神的なストレス
・冷え
・睡眠時の姿勢
・相性の悪い寝具の使用
仕事で長時間のデスクワークをしていたり、自宅でスマートフォン操作したりと長時間同じ姿勢で作業していると、肩甲骨が硬くなります。
運動不足で筋肉を動かす機会が少ない方や、猫背などの不良姿勢をとりがちな方も、注意が必要です。
姿勢のほかにも、ストレスや冷え、相性の悪い寝具の使用なども肩甲骨周りの筋肉が硬くなる原因です。

肩甲骨はがしは肩周りの可動域を広くし、肩こりの緩和だけでなく姿勢や血行の改善にも効果が期待できます。
肩甲骨はがしの方法も、仕事の合間にできる簡単な方法からグッズを使った方法までさまざま。
無理なく取り入れられる方法を選び、定期的に肩周りを動かす習慣をつけることが大切です。
セルフケアに限界を感じている方は、整骨院での施術も選択肢に入れるとよいでしょう。

「肩甲骨はがしは気持ち良いけど、持続しない…」「もみ返しが起きやすく、翌日だるくなる」という方はぜひスリーピース整骨院仁戸名院にご相談ください。
「骨格×筋肉×神経調整」でお客様の不調改善を目指します。
また、お客様自身でもセルフケアできるよう、ストレッチや生活習慣のアドバイスも行っていますので、お気軽にお問い合わせください。





